【諦めるな】腰椎椎間板ヘルニアで下半身不随になりかけた話

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17歳の時に、ぼくが腰椎椎間板ヘルニアになって下半身不随になりかけた話を書いていきます。

同じ境遇のひとの励ましになれば、ということで。

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はじめに、腰椎椎間板ヘルニアって?

背骨(厳密には椎体)の間にある「椎間板」が飛び出して、背骨のところにある人間の体の中にある最も大きい神経を圧迫することで、下半身に麻痺がおこったりする病気です(´・ω・`)

ぼくはこれになっちゃったんですね。

ヘルニアのはじまり

それは高専2年生の冬、2月。

ある英語の授業で、ぼくが椅子に座ろうとしました。

しかし、そこには椅子がなかった。

なんとなく想像付くと思うけど、ぼくが座るタイミングに合わせて椅子を引かれたんです。

ひどいことしますよね(´・ω・`)

まぁ、かな~り仲の良い友達だったので、いじめじゃなかったんだけど。

「小学生かっ!!」

腰から床に突撃したぼくは痛みに悶えながらこう思いましたね。

勘違いしないでください。これ、小学生も絶対にやっちゃだめなやつですからね!?

すっごい危ない行為だよ!

お子さんがいる方はちゃんと教育しなきゃだよ!

ただの腰痛だと思ってた

腰痛はまぁ、何度かなったことあるし、普通にしてたら治ると思ってたんだよ。

だからまぁ、いつも通り生活を送ってたのよ。んでね、何日経っても一向に痛みが引かないんだよ。むしろどんどん痛くなっていくし。

1週間後には腰の可動域がブリキ人形状態だったのよ。

まぁ、3月入ったらすぐに春休みだし、実家でゆっくり休養とれば治るだろう。

甘いぞ!自分!!

体が少しでも不調なら!病院行けよ!

ほんとにね、後回しにすればするほど、何かあったとき手遅れになるからね(´・ω・`)

病院行って何もなかったらそれで済むんだから。

お金ケチってる場合じゃないよ?

結局大金飛んでいくからね?

春休みですが、結局腰の状態は良くならず、親に薦められて整体に行きました。

上半身と下半身ひっぱたりとか、うつ伏せで腰のマッサージされたり。

いま思えば、これもよくなかったんだよなぁ。

ホントね、何が原因か分からない状態で下手に体いじらない方が良いよ(-_-;)

悪化するから

結局、春休み終わるころには、ぼく、足引きずってました(‘;’)

3年生の始業式!!

1日だけ登校して入院した!!

いやーあせったね(´・ω・`)

だってさ、学校行くにも足引きずってるし、教室で椅子に座ったらさ、

座れないんだよ!?

もう日本語じゃないよね。

座ったらね、左足に激痛が走って、なんとか昼まで耐え抜いたけど、何にも話入ってこないし、冷や汗すごいし。

ヤバいと思ってね、母さんには悪いけど、寮から80km離れた実家に住んでる母さん呼んで、医療センターいきました。

あ、学校昼まででした。

そんでね、

医師「あ、今すぐ入院してください。」(*’ω’*)

ぼく「…..。、、え?」(´・ω・`)

医師「下手したら下半身不随なるよ?」(´ω`)

まじかよ。まだ3年生1日しか堪能してねぇよ。

高専だから5年間あるけど、普通高校だったら最終学年だぞ?

最高に青春しなきゃいけない時期なんじゃないのか?

そもそもぼくは青春するような人間じゃないんだけども。

それでも。

人生初のビッグイベントにぼく驚愕です。

3年生なって同じ部屋になったばっかの友達も「え?」だよ!

のちのちこの同部屋の彼、通称:住職はお見舞いに来てくれました(*´ω`)

ありがとう!

入院生活開始

しらない天井だ。

入院生活は、まじで暇でした。

毎日よくわからん治療されるだけの日々。

家族は笑顔で話しかけてくれるも、ぼくの絶望した顔をみてツラそうだ。

治療は、整体?みたいな感じのことを少々、薬毎日(一粒100円の薬を1日三食分飲まされた。お金が….)、お尻に注射。

基本的にはこんな感じ。

あ、採血もあったな。もともと自分の血を見るのが嫌いな僕は、採血が多すぎて、だんだん看護師さんが吸血鬼に見えてきたりしてた。

高専の3年生って、なんというか、専門分野が一気に増える時期だからさ。

このままじゃ勉強についていけるかめっちゃ不安だったのね。

教科書はあるものの、座れないから集中して勉強できないし。

ぼくは1年生、2年生とクラス40人中11番くらいの成績だった。

テストの点に対する執着心はけっこう強いほうだった。

それでも10番以内に入れてないからたかが知れてるんですが。

そんなぼくは、中間テストが不安でしょうがなかった。

やばいやばい、みんなどんどん勉強してるのに。

すんごいストレスだった。

でもね、先に言うけど、みんなそんなに勉強してなかった。

とりあえず退院

中間テストが1週間後に迫ってきたのと、これ以上やすんだら出席日数の関係で留年しちゃうぞっ💛ってことで退院。

なんもよくなってないよ!!

なんだこの1ヶ月ちょっとは!!

テストまで1週間。

ぜんぜんわかんないよ。

何?有機化学?無機化学?

しらないよ。やべえ。

テストまで毎日勉強しました。

もちろん座れないので、立ったまましたり、寝ころんだまましたり。

いやぁ、きつかったね。

でもね、テスト約40人中20番くらいでした。

おいおい、おまえら学校をなんだと思ってるんだよ。

学生の本文は勉強だろ?(真面目風)

ぼくは知らなかったんだ、

ここから先が地獄だと。

学校生活再スタート

重度のヘルニアになったことあるひとならわかると思うんだけど、ヘルニアになるとね、「坐骨神経症」って病気も同時に発動するんだよ。

椎間板が飛び出したことによって、神経が圧迫されて、足が痛みます。内部から。

厳密には圧迫されただけじゃ痛みは発動しないみたいなんだけど。

ぼくは椎間板が左側に飛び出してたから、左足がめっちゃ痛かったです。

なんか、前に調べた記事によると、病気の痛みTOP3に入るくらい痛いとかなんとか。

とにかく痛いです。

そんな痛みと戦いながらの学校生活。

入院している間はほとんど寝てたからそれほどまで感じてなかったんだけど、学校生活送り始めてからすっごい痛くなった!

とくに朝起きてからね(´・ω・`)

なぜか、寝て起きたとき、人生の終わりかと思うくらい左足が痛いの。

そういうものらしい。

だから、学校行くときは朝6時には起きて、部屋の中歩き回って慣らさないと、とてもじゃないが学校に行ける状態じゃなかった。

ここで余談だが、足引きずって学校に行くおれの部屋に迎えに来て、毎日かばんを持って学校に一緒に行ってくれる友達がいた。

彼のことは「鹿」と設定しておこう。

まさかこの「鹿」が、精神的に追いやられているぼくにトドメをさすことになるとは、このときのぼくは考えもしなかった。

立ったまま授業を受ける

なかなか異様な光景だったと思います。

授業中に生徒一人が後ろのロッカー前で立ったまま授業を受けているんですから。

でも、座れないからしかたないよね。

企業の人事の人が授業を見学に来ていたとき、

人事「あの、どちらの企業のかたですか?」!(^^)!

って聞かれたことがありました。

ぼく「このクラスの生徒です」(´・ω・`)

人事「あっ、えっ」

あそらく、カッターシャツで腕まくりしてたから間違えたんでしょうね(*´ω`)

そういえば、足引きずって歩いているぼくに向かって

「なんか、障害者みたい」

って言ってくるクソ野郎もいましたね。

障害者に謝れ!(# ゚Д゚)

あと、立てったまま授業受けたり、テスト受けたりするぼくをからかってくる子供みたいな高専生もいましたね( ゚Д゚)

あ、そういえば前述した「鹿」というかばんを持ってくれる友達ですが。

彼、ぼくの携帯電話のアラームに化物語の撫子ボイスを授業中になるようセッティングしやがったんです。

「お兄ちゃんは大人だから、中学生の○○○みても、○○したりしないんだよね?」

たしかこんなボイスが授業中に流れました。

撫子ちゃん可愛いわぁ(*’ω’*)

いやね、最初このボイスが聞こえてきたとき、若干鬱ぎみになっているぼくの心は一瞬明るくなったんです。だってさ、

「どっかのバカが授業中に流したよw」

こう思ったんですもの。

ぼくの携帯には入っていないボイスだったし。

設定してないし。

でもね

ぼくの右ポケット「お兄ちゃんは大人だから~撫子~○○~○○~」

え?

ぁえ!?

右斜め前ではクスクス笑っている「鹿」

犯人見つけたぞ。

全力で携帯を投げようとしたけど、そんな元気もないぼく。

裏切られた気持ちでいっぱいだったよ。

悔しい気持ちでいっぱいだったよ。

でもね、一番悔しかったのは、

「ぼくが犯人だとクラスのみんなが疑ってなかったところ」

仕方ないか。

人を心の底から信用するのはやめた方が良いよ。

いまでも「鹿」とは友達だけどね(*´ω`)

このまえも飲み+ボウリング+カラオケ行ったし。

いまでは笑い話。

さぁ!夏休みだ!

いよいよ来ました。

手術タイムです。

手術の予約がたくさんで、ぼくのヘルニアの手術は夏休みまで引き伸ばされました。

ヘルニアって、症状の違いによって、手術しなくていい場合と、手術したほうがいい場合が分かれるみたいで。

基本的は、手術せずに保存治療するのが良いです。

そりゃそうです。

ただ、ぼくの場合は、手術せずに治したいなら、学校を休学するしか選択肢がなかったんです。

ここで両親とかなりもめました。

手術してなおるならいいんですが。

基本的にヘルニアって、完治しないんです。

しかも、神経の近くにある椎間板を取り除くから、神経を傷つける可能性がある。

神経を傷つけたら一生障害が残るし、最悪下半身不随になる。

手術せずに無理に学校生活を送ろうとすれば、それこそ、ぼくの椎間板が神経を圧迫しすぎて下半身不随になる可能性がある。

結局、学校生活を続けたいならば、手術する以外に選択肢はなかった。

この件で両親、主に父親と大喧嘩したこともある。

はっきり言って、父さんは悪くない。

父さんは父さんなりに考えた末にぼくに手術を進めたわけだが、ぼくはそれを「父さんがぼくを見放した」ととらえてしまった。

手術ってけっこう一大決心なんだよね。

これからの人生が大きく分岐する可能性があるし。

でも、18歳にして(5月に誕生日)人生の一大決心なんてそうそうできないよね(´・ω・`)

ぼくはそんなに精神的に強い人間ではない。

結局手術はするんだけどね、留年したくないし、下半身不随なりたくないし、一刻もはやくこの激痛の毎日から解放されたいし。

手術準備

手術したことある人なら経験あると思うけど、

手術する前にあれ書くよね?

「私は死んでも文句言いません」

そんなこと微塵も思ってないよ。生きたいよ。死ぬ可能性もあるのかよ(´・ω・`)

まぁ、背中ぱっくり開くんだから当たり前か。

これ書くときさ、先生が時間かかってもいいからって時間くれるんだよね。

どれくらい悩んだかって?

5分くらいだよ。

悩んでもすることに変わりないし。

さっさと終わらしたかったし。

あとね、背中の神経に注射するんだけど、これはMRIか何かで神経の位置を正確に見極めた上でしなきゃいけないらしく、人間が注射してくれないんだよ。

え?機械が注射!?こええよっ!!

これねえ、まじでこわかったし、いたかった。

なんかでっかい機械の先端に張り付いててさ、部屋のなかにはぼくとその機会の二人きり💛

体は固定されて横向けに寝ている状態。

動いたら死ぬ、動いたら死ぬ、ずっと怖かった。

まぁ、さすがに失敗しないわな。

さぁ、準備は完了だ!

さぁ、手術を始めよう

全身麻酔だった。

それがいい。

自分の背中が切り開かれているときに意識なんていらないよ。

あと、麻酔だけど、なんかね、口にプラスチック製にマスクみたいなやつ取り付けられて、そこに麻酔が流れてくるんだけど。

医師「何回か吸ったら麻酔かかって眠るからね~」

ぼく「うわぁ、麻酔効かなかったらどうしよう。」

「あ、でもギリギリまで耐えるのも面白いかなw」

結果、1呼吸で持ってかれた。( ゚Д゚)

まじかよ、びっくりしたわ。

もう手術終ってんじゃん。

目閉じて、開けただけだよ。すごい。

ちなみに、手術予定時間は3時間。

実際かかった時間、6時間。

もうね、親がめっちゃ心配してた(´・ω・`)

ごめんよ、母さん、父さん。

とりま、手術成功

よかった!!

これで俺も健康体だ!!

そんなこと思ったのは一瞬だった。

全身麻酔ってね副作用があるんだよ。

吐き気がメインだった。

しかもね、背中開いてる。

とりまホッチキスみたいなやつで止めてるだけ。

だからね、麻酔切れるとめっちゃ痛いのよ。

もうね、手術しない方がましなんじゃないかと思うくらい。

そんで、副作用の吐き気、いや「吐く」か。

おえってなるときの体の動きで傷口がめっちゃ痛い。

痛すぎてずっと泣いてた。

からっからだった。

これが1週間続いた。

まいったね、そのあとはなんでもなかったけどね。

リハビリ

さすがにね、合計3ヶ月近くも入院続けるとね、筋力ZEROなんですわ。

リハビリしないとやばいよ。

ちな、夏休みは手術とリハビリですべて消えました。

やれやれ。

寝たきり生活が続き過ぎて、ぼくの身長は172cmから、174cmに伸びていました。

体重は47kg。

がっりがりやん(-_-;)

え?いま?

戻ったよ。

172cm55kg。

筋トレしてるけど増えないんだよ。

元が細いから。

そういえばぼくが筋トレ好きになったのも、この病気のおかげだったな(*´ω`)

悪いことばかりじゃない。

リハビリは、プールで泳いでばかりしてたかな。

全身運動だし、腰に負担掛からないから良いらしい。

まとめ

長くなってしまいごめんなさい。

腰椎椎間板ヘルニアで苦しんでいるとき、いろんなひとの体験談を読んで心を落ち着かせていたので。

ぼくも体験談書いておこうと思ってね。

今まさにヘルニアで苦しんでいる方がいたら、ぼくでよければ相談乗りますし。

なった人にしかわからないからね(*´ω`)

いまでも左足は触っても感覚薄いし、

ちょっと重たいものをもったりすると少し痺れる。

予防するには無理しないことと、筋肉をつけるしかない。

一生付き合っていかなきゃいけない病気だ。

完治はしないだろう。

もしかした再発するかもしれない。

彼女をお姫様だっこなんて100%無理だ。

したければシュワちゃんでも目指せ。

理解のない人はヘルニアを軽視して重たいもの持てないと言っても分かってくれないかもしれないし、仕事上重たいものもたなきゃいけないかもしれない。

ぼくの今の仕事を重たいものを持つことはほとんどないが。

もしも、重たいものを持たなきゃいけない仕事に変わったりしたら、間違いなくぼくは仕事を辞めるだろう。

人生で何よりの大切なのは健康でいることだ。

健康は何にも置き換えてはいけない。

健康に生きてこそ人生は楽しめる。

いくらお金があっても、頭が良くても、健康でなければ楽しくないし、周りの人間もツライ。

両親に心配をかけて、自分が非健康状態になってはじめてわかった。

自分も家族も大切にできないやつはダメだ。

いまもっている健康を大切にしてください。

以上!

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